2021/03/21 20:27
現在植え付けシーズン真っ只中のじゃがいもの土作りについて紹介します。
じゃがいもには、そうか病という表面にかさぶたのような痕がつく病気があります。
皮をむく際に取り除けるし、収穫量や味に大きな影響を与える病気ではないですが、見た目が悪くなるし、商品価値が下がってしまうので、農家の皆さんは嫌がってです。
このそうか病は、土のpHが高い(いわゆる土がアルカリ性の状態)と出やすいと言われているのでそうなってしまうカルシウムなどはじゃがいもの畑では敬遠される傾向にあるようです。
でも実はこのカルシウムは、じゃがいもを大きくするためには重要な栄養素なのでじゃがいもを育てる為には必要なものなのです。
では、どうすればいいのか?
答えは、pHが急速に上がらないよう牡蠣殻由来(有機資材)などの資材を活用することです。
商品名としては、畑のカルシウムという商品などが販売されています。
需要があるようでしたらこちらのショップでも取扱っていきたいと考えていますのでお気軽にお申し付けください。
☆補足
牡蠣殻は魅力的な資材ですが、成分を有効活用するためには、高温での加熱処理が必要です。
(ご自宅で食べた牡蠣の殻をそのまま撒いても残念ながらほとんど効果はないでしょう。貝塚として何万年も分解されずに残っているぐらいですから、、、)
じゃがいもとカルシウム資材、ぜひ試してみてください!